透析療法従事職員研修
透析療法従事職員研修
当財団は、昭和55年より現在まで44年にわたり透析療法従事職員研修を行っており、これまでに延べ50,694名が参加しています。なお、この研修は腎不全対策の一環として、昭和47年度から行われているものです。
現在の透析医療の基礎的な知識と技術をより多くの医療従事者の方々に習得していただくことによって、わが国の透析医療の向上に寄与し、ひいては腎不全患者さんのQOLの維持、向上に貢献しようとするもので、運営委員、講師、実習指定施設の先生方、スタッフの方々など多くのご協力をいただいて行われています。
令和6年度研修には、960名(内、講義のみ755名、講義+実習205名)の方々が参加されています。
腎不全医療について、各分野の第一線でご活躍の先生方から網羅的に学べる得難い機会であるとご好評をいただいており、また実習者からは、所属施設以外での実習が大変良い勉強・刺激になったとの声を多数いただいています。
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研修内容
2日間の集中講義と実習。実習を希望する受講者は、全国172の実習指定施設において
1〜4週間の実習を受けることができます。 -
目的
透析医療従事者の確保および透析医療技術の向上
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対象者
医師・看護師(准看護師を含む)・臨床工学技士・臨床検査技師・衛生検査技師・
管理栄養士・栄養士・薬剤師・理学療法士
この研修は透析療法従事職員研修運営委員の先生方により、研修企画を行っています。
内容の充実、便宜の向上を図り、より多くの医療
スタッフに役立つよう、下記の点に配慮しています。
- 腎不全医療に携わる多くのスタッフに知識を得てもらうため、受講対象職種を広く設定しています。
- 実習により参加しやすいよう、また地域に根ざした透析医療が行えるよう、実習指定施設を全国172ヵ所に設定しています。
- 技術を習得するために十分な期間・内容を踏まえた上で、職種によっては透析経験年数により実習期間を勘案しています。
- 実習者がより効果的に実習目標を達成できるよう、実習指定施設には対応できる実習内容を提示していただいています。
実習指定施設からの感想・声