慢性腎臓病(CKD)
にならないために
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早期発見、早期治療が大切!
定期的に健診を受けましょう。
慢性腎臓病(CKD)の多くは一般的な健診で見つけることができます。定期的に健康診断を受けて、早期発見、早期治療を心がけましょう。
健康診断を受けたら、尿検査、血液検査の結果を確認してみましょう。
尿検査
たんぱく尿、血尿の有無により腎臓の状態が分かります。
ただし、腎臓の異常以外にもたんぱく尿や血尿が出ることがあるため、継続して確認することが大切です。
血液検査(クレアチニン、eGFR)
血液検査で腎機能低下の目安が分かります。
クレアチニンおよびeGFRの項目を確認します。
クレアチニンは腎臓でろ過されて尿として排出される老廃物のことで、腎臓の機能が低下するとこの数値が高くなります。
eGFRは、クレアチニン値と性別、年齢から腎機能を推算した値です。(自分の腎機能を確認してみましょう)
健康診断で異常が見つかったら
診療を受けましょう。
健康診断で異常が見つかったら、自覚症状がなくても早めに受診し、治療を始めましょう。早期に治療を始めることにより、腎臓の機能を回復させ、慢性腎臓病(CKD)の進行を遅らせることができます。
また、自覚症状がないからといって治療を中断していると、知らないうちに慢性腎臓病(CKD)が進行していることがあります。できるだけ早めに治療を再開しましょう。
家庭血圧を測りましょう。
高血圧は慢性腎臓病(CKD)の原因の一つです。血圧が高めの方は毎日、できれば朝晩2回の家庭血圧を測り、記録しましょう。
最近では、血圧管理の無料アプリも利用できます。
血圧は130/80mmHg未満(たんぱく尿のある方は、125/75mmHg未満)が目標です。
こんな人は要注意!
- メタボリックシンドロームである
- 高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病がある
- 過去に心臓病や腎臓病になったことがある
- 家族に慢性腎臓病の人がいる
- タバコを吸っている
- 高齢者である
- 運動を全くしない
- 塩辛い食べ物が大好き
- 鎮痛剤を常用している